「テクノ」

友人の映像作家からアクションPVのサントラの依頼を頂いて

テクノを初めてつくった。

PVはアクション凄いかっこ良くってクセのあるヒーロー物って感じで。

普通の曲書いちゃ駄目だなと思った。

ようするにダサかっこいいというより、

シリアスにダサイ。

狙うと結構難しいのね。

デジタルサウンドって誰でも簡単にカッコいいの作れるとおもう。

でもそのかっこよさってスカした感じになりやすい。

スカしたものだとアクションまでスカして見えてしまいそうで怖かった。



結局仕上がるまで1日半かかってしまったのだけれども

自分の中に無い音楽にチャレンジするのはとても面白い。

アーでもないコーでもないを繰り返して

悩んで落ち込んで

仮眠、作業、仮眠、作業を３時間おきにするというろくでもなさを通り超えて

仕上がりチェックして

クスっ

と笑えたから良かった。

まじめにふざける事を覚えた。

これ、結構大事な事だと思うのです。